数千拠点規模で採用! 拠点WANコストを劇的に削減するセキュアSD-WANの衝撃次世代WANネットワーク技術「SD-WAN」の真価を見る

ビジネスの拡大に伴いWAN環境の運用管理の煩雑さや回線・運用コストに悩む企業が後を絶たない。そんな中、多数の拠点を抱える製造・小売・流通・金融業を中心にWANの新技術が注目されている。その秘密に迫る。

2015年12月24日 10時00分 公開
[TechTarget]

 インターネット回線や4G/LTEなど、安価で迅速に開設・維持できる高速回線が増えた一方、本社と拠点をつなぐWANに高価かつ構築に時間のかかる「IP-VPN」(パケット転送技術のMPLSを使ったVPN)や広域イーサネットを使い続ける意味は果たしてあるのだろうか。漠然とそう考えている企業も少なくないだろう。もちろんミッションクリティカルなアプリケーションのためにはSLAが保証されるMPLSなどは重要な回線ではある。飛躍的に全世界で支店数が拡大する企業はもちろんのこと、建築現場やイベントのような期間限定での拠点開設が必要な足回りを素早く確保したい、拠点の増減に合わせて素早く構成変更できるようにしたい……。そんなニーズにインターネットや4G/LTE回線は十分マッチしている。

 だが実際には、回線契約のバルク割り引きなどでなじみのキャリア1社にロックインされ、そう簡単にWANは柔軟に変更できないのが現状だ。結局は高額な回線使用料を支払いながら拠点ごとのWANルーターの煩雑な運用管理に追われ、例えばビデオ会議を導入したくても高帯域化に伴う回線コストの増加から断念するケースもある。旧来のWANの形から脱皮できない状態が続くのだ。

 そんな悩みを抱える企業に、最近熱い注目を集める「SD-WAN」技術を採用したWANソリューションが2015年、日本に進出している。単一の回線だけではなく、安価かつ迅速なインターネットや4G/LTEや、高価だがSLAが保証されるMPLSといったハイブリッドな複数の回線を、アプリケーションやビジネス用途に応じて最適な通信を実現できるようになる。その技術の秘密に迫る。


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