「遅いWebサイト」「使えないモバイルアプリ」を生まない運用管理の新機軸とは?「サイレント障害」も見逃さないUX向上策

Webサイトやモバイルアプリに潜む不具合を放置すれば、ユーザーの離反を招きかねない。だがインフラの複雑さもあり、障害やトラブルの特定は困難を極める。解決策はあるのか。

2016年01月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 インターネットでのサービス提供は、ごく一般的なものになってきた。インターネット関連企業に限らず、さまざまな業種で重要なチャネルに位置付けられ始めている。顧客との接点となるWebサイトやスマートフォン向けアプリケーションの重要性も高まっており、まさにダウンするとビジネスそのものが停止する、“ミッションクリティカル”な存在となっていると言っても過言ではないだろう。

 一方で、Webサイトやアプリケーションが正常にサービスを提供できているのか、確実に把握できていると自信を持って断言できる運用管理担当者は多くはないだろう。一般的なインフラ監視システムでは検知できない「サイレント障害」をはじめ、簡単には検出できないトラブルが発生する可能性をゼロにはできないためだ。

 とはいえ、こうしたトラブルに対処せずにいればユーザー体験(UX)を損ね、結果としてユーザーの満足度低下や製品/サービスからの離反を招きかねない。そこで、従来型の運用監視手法だけではなく、別の角度からのアプローチが必要になってくる。その具体像に迫る。


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