大規模Webサービスの安定稼働には、いかに負荷を分散し単一障害点をなくすかが重要だ。サーバのシステム構成を見直す場合、適正価格で高機能のオープンソースソフトウェア(OSS)製品も選択肢に入れたい。
企業におけるWebサイトの運営は、ここ数年の間で新たなフェーズに突入したといえるだろう。スマートデバイスを中心とするモバイル機器の爆発的な普及と、無線通信インフラの急速な発展により、私たちはいつどこにいても気軽にリッチなインターネットコンテンツを楽しめるようになった。
一方、コンテンツを提供する側にとっては、ユーザーのアクセス数もコンテンツ容量も際限なく増え続けていく中で、いかにWebサービスの品質を維持していくかが、大きな課題として持ち上がってきている。アクセス数が急激に増えたからといって、Webサイトのパフォーマンスが簡単に悪化するようでは、ビジネスチャンスを逃すだけでなく、企業の評判そのものにも直接的な影響を与えかねない。
Webサイトのキャパシティー拡張に思い切って乗り出してみても、多くのサイトで採用されているアーキテクチャはそう簡単に拡張できる作りになっていない。根本的に作り直すとなっても、従来のやり方では性能と拡張性を担保するために多くのコストと手間が強いられる……。八方塞がりのようにも思えるが、近年になりこうした課題を手軽に解決できる製品やサービスが登場してきた。キーワードは「オープンソース」だ。
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