ISOやIECの認証取得は“企業品質”を分かりやすく訴求でき、ビジネスにおける効果は絶大だ。しかし、その取得作業は膨大でかつ困難を極める。その難題を“ツール”でたやすく乗り越えた企業が群馬県にある。
2015年12月現在、群馬県内にはISO/IEC 20000 認証を取得している企業が2社ある。その1つが、群馬県の地方自治体向けにICTサービスを提供しているジーシーシーだ。前身の「群馬電子計算センター」を1965年に設立して以来、群馬県の他、首都圏の市区町村と自治体を中心に、クラウドサービスを提供している。
2015年2月から信頼性向上を目的にISO/IEC 20000の認証取得に向けて動き始め、通常は取得まで1年間かかるという同規格を、10カ月で取得した。
このように期間を短縮できたのも、あるツールを使えば、そのままISO/IEC 20000認証を取得できたからだという。その経緯を同社データセンター監視Gの今井 浩氏、木島康仁氏、藤川 修氏に聞いた。
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