面倒なファイルサーバ管理の悩みを一気に解消する方法アクセス権の申請と承認作業を効率化

社内情報が格納され、多くの従業員がアクセスするファイルサーバ。そのアクセス権の管理は情シス部門の作業負荷になりがちだ。こうした作業を自動化できるツールに注目が集まっている。

2016年02月02日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 多くの部署や従業員がアクセスするファイルサーバのアクセス権管理は、情報漏えいを防ぐためには最も重要なこと。運用が野放しにならないよう、アクセス権の設定は情報システム部門で一元的に管理している企業も多いはずだ。しかし、以下のような声も散見される。

  • ひっきりなしにユーザー部門から問い合わせが。割り込みが多くて仕事にならない
  • 人事異動や組織変更があるともっと大変。休日や夜間の作業が当たり前でもう限界だ
  • 管理が煩雑になっているから、監査上のトラブルになりかねない

 これらの課題を放置し続けると、情報漏えいのリスクが増大し、コンプライアンス上、大きな問題にもつながりかねない。

図1

 本稿では、そうした厄介なアクセス権の問題を一気に解消する1つの方法を紹介する。アクセス権の申請から承認、フォルダ設定までを自動化し、設定作業にかかるコストも大幅に削減できる画期的な方法とは。次項で詳しく見ていこう。


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