既存ライセンスや認証も丸ごとAWSへ、ライセンスの二重投資を避けるには?Windows ServerやSQL Serverをクラウドへ

オンプレミスをクラウドへ移行する際、障壁となるのが認証基盤とライセンスだ。以前はクラウド向けに認証基盤を作り替え、ライセンスも新たに追加購入する必要があった。だが、AWSならばこの問題を解決できる。

2016年03月03日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「クラウドコンピューティング」のメリットが浸透した今、企業システムはクラウドをベースに検討・導入することが一般的になりつつある。ところが、技術的な課題点をクリアしてクラウドを利用しようとすると、あるハードルに突き当たる。それは、「Windows Server」や「SQL Server」など、既存のソフトウェアのライセンスである。

 Microsoft製品をオンプレミスで利用している企業は多いだろう。しかし、これらの製品をCPUのソケット単位やコア単位のライセンスで購入している場合は原則、そのままクラウドへ移行することはできない。クラウドを利用する際は一般的に、ライセンスモビリティの権利を購入するか、ハードウェアが共有ではなく専有であることを証明しなければならないのだ。

 結果、オンプレミス向けのライセンスを数年単位で確保しているユーザーは、仮にライセンスが余っていたとしても、新たにクラウドサービス向けのライセンスを購入しなければならず、費用の二重化を甘んじて受け入れるか、ライセンスが切れるまでクラウドへの移行を断念しなければならなかった。そうしたハードルを越えてまで、クラウドへ移行するメリットが不明瞭と捉えるユーザーもいることだろう。

 これを解決するサービスを打ち出して、Windowsシステムのクラウド移行を強く推進しているのが「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)である。AWSへ移行するメリットとは何か、どのようにすればWindowsシステムをスムーズに移行できるのか、詳しく解説しよう。


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