必要なのは薄型軽量だけじゃない──ビジネス2-in-1で本当に必要なものとは?これからのビジネスノートは見目麗しくパワフルで

個人向けのノートPCは薄くて軽くて利用形態を柔軟に選べる2-in-1の注目が高まっており、BYOD(私的端末の業務利用)として企業で使う場面も増えている。しかし、業務で使うためには欠かせない条件がある。

2016年02月19日 10時00分 公開
[山口真弘TechTarget]

ビジネスが求めるハイレベルな機能を詰め込んだ薄型軽量デバイス

 ビジネスシーン、特に客先訪問を主業務とする営業職などにとって、可搬性が高く、かつ高性能なデバイスは誰もが待望する存在だ。外出先では商談やプレゼンテーションをこなしつつ、移動中にメールチェックや返信を行い、帰社後には資料や見積もりを作成する。薄型軽量のボディーでデスクトップPC並みの高い処理能力を持つデバイスが1台あれば、これらの作業を1台でカバーできるため、生産性の向上に直結する。

 しかし、これまでは、こうしたデバイスの選択肢は限られており、あってもどこかに弱点があることも珍しくなかった。全体のバランスが破綻していては、長期に渡ってユーザーの支持を得続けるのは難しい。かつて登場とともに世界中で一気にユーザーが増えたネットブックが数年で消えてしまったのには、そうした理由が大きい。

 このようないきさつを経て、結果としてタブレットとノートPC、ノートPCとデスクトップPCなど、複数デバイスを一緒に使わざるを得なかったというのが、「生産効率と可搬性を求めるビジネス向けコンピューティングソリューション」を求めるユーザーの解だった。


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