まずは情報の整理から、VDI検討「ワークショップ」のススメ多くの企業がVDI導入で失敗する理由は……?

VDIブームに乗って取りあえず製品を導入したものの、設計や製品選びに失敗したというケースは多い。そこでおすすめしたいのがワークショップの活用だ。専門家によって短期間で網羅的かつ効率的に情報整理ができる。

2016年04月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「仮想デスクトップインフラ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)」の導入件数が増えるに連れ、「こんなはずじゃなかった……」「もう一度やり直したい」といった声も少なからず聞かれる。その多くが「VDIが人気→製品を選ぶ→取りあえず配布」という「VDI製品ありき」のアプローチをした結果、製品が用途に足りず余分な投資が必要になったり、ユーザーのリテラシーと合わずに使いこなせなかったりというケースだ。

 多様化する製品やソリューションの中から、自社に最適なものを選び、最適なシステムとして構築するためには、いきなり製品選びから始めるのではなく、自社の業務や現在のシステム、ユーザーの状況などをしっかりと把握することが大切だ。しかし、VDIは端末だけでなく、サーバやネットワーク、認証システム、使用アプリケーションやデータなど、影響範囲が広く、関係者も多いため、これらを把握し、整理するのは至難の業である。また、社内だけで行うと互いに甘えが出てルーズになり、見落としが生じることも少なくない。

 そこで今回お勧めしたいのが、VDI検討に役立つワークショップの活用だ。「エキスパートによる第三者的視点」と「要素整理のノウハウ」によって、短期間で網羅的かつ効率的に情報収集・整理ができる。タイムリーなVDIソリューション導入のために活用しない手はないだろう。


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