BCP/DR対策の生命線、重要アプリケーションの稼働を維持するための要件とは?EMCジャパン株式会社提供ホワイトペーパー

ミッションクリティカルなアプリケーションの稼働状態を維持することは最優先で検討すべき事項だが、従来のBCP/DRシステムにはデータの可用性と移動に課題があった。そこで、ユーザーに影響を与えずに、この課題を解消するテクノロジーについて解説する。

2016年06月17日 16時30分 公開
[ITmedia]

 事業継続性を考える上で、業務に不可欠なアプリケーションの可用性は最優先で検討すべき事項だ。しかし、従来のBCP/DRシステムには可用性とデータの移動に課題があり、データセンターサイトに障害が発生した場合、ミッションクリティカルなアプリケーションの稼働を維持できない可能性がある。

 アプリケーションデータが1つのアレイに関連づけられているため、データの移動にアプリケーションの割り込みが伴うことが最大の理由だ。そこで、この問題を解消する方法として注目されるのが、2つのアレイ間で同時に全く同じデータに対して読み取り/書き込みができるテクノロジーだ。

 これにより、データセンター内、データセンター間、遠距離で、ユーザーに影響を与えることなく、アプリケーションや仮想マシン、データの移動が可能となる。本コンテンツでは、このBCP/DRシステムの管理方法と提供方法、新たに追加される機能について具体的に解説する。