SAPシステムのクラウド移行、必ず確認すべき品質基準とは?3社提供ホワイトペーパー

SAP ERPなどのミッションクリティカルな情報システムのクラウド化では、サービスの信頼性を慎重に検討する必要がある。SAPシステムのクラウド移行であれば、品質基準の認定をクリアしているかどうかなどがサービス選びの重要ポイントとなる。

2016年06月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITシステムのクラウド移行には、ハードウェア維持費を減らし、保守・運用をアウトソーシングできるというメリットがある。しかし、SAP ERPなどのミッションクリティカルな情報システムをクラウド化するためには、サービスの信頼性に対する十分な評価が必要だ。

 電子計測器メーカーのアンリツは約10年に及ぶSAPシステムの運用経験を持つが、オンプレミスからクラウドへの移行時には、極めて慎重なサービス選びを行っている。その際、クラウド導入の前提条件としたのが「SAP Certified in Hosting Services」と「SAP Certified in Cloud Services」の2つの認定だ。

 これは、セキュリティ、マネジメント、堅牢性、サポートなどの品質基準をクリアしたサービスに対してSAPが与える認定だ。この条件に適合するクラウドサービスを選んだ結果、同社のクラウド移行は順調に進み、短期間での稼働を実現したという。本コンテンツでは、同社が信頼できるサービスから実際に得られた効果を紹介する。