「今さら若い人に教えても仕方ない」、ユニチカが脱ホスト化で選んだERPは?TIS株式会社提供Webキャスト

メインフレームを利用したシステムは堅牢性に優れるが、販売系や会計の仕訳作成など業務の基幹部分がビジネスの拡大に迅速に対応できなくなる。そこで、会計基盤の脱ホスト化を実現したユニチカの事例を基に、オープンな会計システムへの移行のヒントを探る。

2016年07月08日 17時00分 公開
[ITmedia]

 高分子事業や繊維事業などをグローバル展開するユニチカは、2000年代前半に固定資産システムや購買系システムなどにパッケージを採用し、サブシステムのオープン化を実現した。しかし、販売系や会計の仕訳作成などの基幹部分はメインフレームの利用を継続したままであった。

 やがて年月が経過し、関連会社の取り込みなどが進むと、このような継ぎ接ぎはいよいよ限界を迎えた。ホスト系システムは、堅牢性に優れるため信頼感はあるが、ビジネスの拡大や関連会社との連携といった状況の変化に迅速に対応できない。また、1つの画面に出せる情報も少なく、検索性も低かった。

 さらにメンテナンス要因の確保や育成の問題もある。「そのうちなくなるかもしれないのに、若い人に一生懸命教えてもしょうがない」という声もあり、同社はシステムの刷新を決断した。本コンテンツでは、同社の情報システム部が行った会計基盤の刷新について、現場担当者の判断やERP選択のポイントなどを交えて紹介する。

※本Webキャストでは2016年5月23日に行われた「Customer Success Stories 2016」で実施された動画やレポートを収録。

「Customer Success Stories 2016」とは?

「Customer Success Stories 2016 Online」内で公開中のバーチャルショールーム

 「デジタル・トランスフォーメーションで新たなステージへ、変革を支えるクラウドのチカラ」と題しまして、2016年5月23日に実施された「Customer Success Stories 2016」のバーチャルショールームを企画いたしました。先進企業はこの変革の時代、どのような課題でITに取り組んでいるのか? 有識者からの提言やITソリューションパートナーからの最新サービス情報も加え、皆さまと新しいデジタル化とそれを支えるITの潮流を考えていきたいと思います。


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