クライアントノートPCは、薄く軽くどこでもつながることで、その活動範囲を急速に広げてきた。タブレットが登場して「場の雰囲気」が変わろうとしている。ノートPCはその役割を終えたのだろうか。
モバイルノートPCは、ビジネスツールとしてなくてはならない存在となった。一方でスレートスタイルのタブレットを利用するユーザーも増えている。急進的な一部ユーザーは「オフィスのクライアントノートPCを全てタブレットに」と訴えるほどだ。
一方で、現実の業務は大きく変わろうとしている。オフィスの机の上から動かないクライアントデスクトップPCを使っていたのが、客先の会議室にクライアントノートPCを持ち込んで自社の業務データを参照してリアルタイムで提案するのはもう当たり前だ。薄く、軽く、そして、いつでも接続できるクライアントノートPCの進化は、ユーザーに客先とのわずかな時間を使った“立ち話”でもクライアントPCを使いたいと思わせるまでになった。
立ち仕事でも使えるスレートスタイルのタブレットはそういう新しいニーズに応えたデバイスともいえる。一方で、これまでのようにオフィスで行う報告書やプレゼン資料の作成、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールによる業績解析では、キーボードによる文章入力やマウスを使った図版作成、そして、高い演算処理能力が必須だ。
「タブレットに全面移行」という企業がもしあったとして、このように幅広く展開した業務をタブレットだけで効率よくさばくことは可能だろうか。
ここでは、幅広いビジネスシーンでも高い作業効率を発揮できるデバイスの姿として、「2-in-1 PC」とタブレットの両者でその特徴を比較し、実際のビジネスシーンを想定したテストとともに考えてみる。
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