“第4の産業革命”をもたらすとして注目を集めるIoT。あらゆるモノがインターネットにつながり、集められた膨大な情報が活用される新しい世の中において、企業のデータセンターも大きな変革が迫られている。
現在は「クラウド+モバイル」が全盛だ。企業内にあったシステムがどんどんクラウドへ移行し、ユーザーはスマートデバイスを利用して場所を問わずシステムを利用できるようになった。こうした中、次なる変革の波として注目されているのが、IoT(モノのインターネット)だ。あらゆるモノがインターネットにつながり、センサーやカメラで新たに集めたデータと既存のデータを組み合わせることで、全く新しい価値を生み出すとされている。その適用領域はIT業界や製造業だけにとどまらず、スマートモビリティやスマートエネルギーといった社会インフラ、スマートファームと呼ばれる農業など、あらゆる業種に広がりを見せ、世の中全体を変える可能性を持っている。
だが、IoTの普及には幾つものハードルがある。膨大なデータをいかに効率よく処理し保管するか、拡大し進化し続けるサイバー攻撃にどう立ち向かうかなどだ。今回は、国内大手企業の専門家に、IoTに最適化した製品やその活用イメージをはじめ、既存のITインフラ課題について話を聞いた。
提供:日本電気株式会社
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