ファイルサーバの利用にルールを決めて運用している企業は少なくないが、置いてはいけないデータがあったり、消さないといけない古過ぎるデータが残っていたりと、トラブル寸前の使い方をしていないだろうか?
「1GBを超える動画ファイルなどはファイルサーバに保存しないこと」「ファイルの受け渡しにファイルサーバを利用する際は、1週間以内にファイルを消すこと」――ファイルサーバの利用について、このようなルールを決めている企業は多いだろう。しかしながら「ウチは社員がきちんとルールを守ってくれているので、ファイルサーバの運用には何の苦労もない」という管理者の話はあまり聞いたことがない。
それどころか、管理者から見えないところでルール無視のいろいろな使われ方をしている……、というのが、多くの企業におけるファイルサーバの実情ではないだろうか。実態を調べてみると、置かないはずのファイル、禁止したはずの使い方など、マズい状況が明るみに……。ファイルサーバがトラブルの温床と化しているケースは少なくない。
今回は、このような企業でありがちなファイルサーバの“アブない”使われ方をケーススタディーとして取り上げてみよう。管理者側でファイルサーバがどんな使われ方をしているのか、しっかり把握していないと、どのようなトラブルに巻き込まれてしまうのだろうか……。
※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。
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