アプリケーションを簡単に開発できるノンプログラミング開発ツールは、情シスはもちろん業務部門にも人気だ。ノンプログラミング開発ツール導入した企業の事例を3つ取り上げ、多様な使い道を探る。
経理や財務、顧客管理などの基幹業務の効率化は、業務支援システムやアプリケーションが導入されたことで、多くの企業で事足りているかに思える。しかし、実際のところ、現場では「担当者別の集計をしたい」「特定の項目の数字で抽出したい」「問い合わせ対応を効率化したい」など細かなニーズに応じて、担当者が「Microsoft Excel」や「Microsoft Access」を駆使し対応しているのが現実だろう。
担当者が自前でコツコツと、あるいは情報システム部門(以下、情シス)に頼み込んで対応してきたシステム化を、簡単に省力化してしまうのが、いわゆるノンプログラミング開発ツールだ。情シスはもちろんのこと、プログラミングスキルがない業務部門でも、業務に必要なアプリケーションを作成できるとあって人気である。このノンプログラミング開発ツールは、導入企業においてどのような使われ方をしているのだろうか。
そこで今回は、実際に導入した企業の事例を幾つか取り上げ、ノンプログラミング開発ツールの多様な使い道を探ってみたい。ExcelやAccess、他システムでの個別開発を止め、素早く情報共有を実現しているこれらの組織では、どのような業務課題を解決できたのか。意外な活用法も紹介する。
※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。
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