「専門家はいません」でもサクサク進む簡単データ分析術高給なデータサイエンティストはいらない

業務実績や経済動向の指標データをリアルタイムで解析し将来動向を予測する動きが多くの企業で進んでいる。高精度の予測には高度なスキルを持ったデータサイエンティストの存在が不可欠というわけでもない。

2016年08月01日 10時00分 公開
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 ひところデータサイエンティストという職業が脚光を浴びたが、「そのような高度なスキルを持った専門職をうちの会社で雇うのは無理」という企業が大部分ではないだろうか。

 確保が困難な人材だが、そもそも、全ての企業にとって高給の専門職が必要なわけではないことも確かだ。ならば、何気ない顔で胸を張って、「専属のデータサイエンティストですか? データ分析は全社的に取り組んでいますが、弊社では特に必要としていません」ということも「条件によっては」不可能でない。

 もしデータサイエンティストがいたとしたら、実際に企業でどういう役割を果たすのだろうか。そのことを考えながら、データサイエンティストの手を借りることなく、そして情報システム部門や現場スタッフの手間をかけることなく、データ分析を全社レベルで実施するために必要なポイントを解説していこう。


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