ワークスタイル変革にクラウド型無線LANを採用、福井銀行がこだわった3要素とは金融機関も納得するセキュアな無線環境

組織の垣根を越えた自由な働き方を実現するための布石として、福井銀行はクラウド型無線LANを導入した。金融機関だからこそこだわった選定理由とは。そして、どのような成果があったのか?

2016年08月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 IT環境の自由度を高めることで、社員の働き方を変革していく。これが多くの企業にとって、重要な課題になっている。この課題への対応を視野に入れ、クラウド型無線LANを導入したのが福井銀行だ。

 同行は福井県福井市に本店を置く地方銀行だ。福井県内での預金、貸出金のシェアは共に約40%に上り(日本金融通信社調べ) 、福井県では上位のポジションを確立している。

 2015年10月には「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」という企業理念を明確に打ち出し、地元自治体や各種経済団体、大学等教育機関などとの連携も強化した。これにより地域一体となった福井活性化への取り組みを、さらに加速している。

 多様な働き方に対応していくために、フリーアドレス化も含めたオフィス機能の見直しも考えたという同行は、なぜクラウド型無線LANを選んだのだろうか。その選定理由と、技術要件はどのようなものだったのだろうか。

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