キーマンズネットは2015年11月に「企業におけるIT投資状況」に関する調査を実施した。IT部門における2016年の投資意欲は前年に比べて高まっているようだ。特にセキュリティ分野への意欲が顕著だ。
キーマンズネットは2015年11月19日〜30日、「企業におけるIT投資状況」(2015年の投資状況と2016年の投資予定)に関するアンケートを実施した。全回答者数1083人のうち、情報システム部門(導入・検討や運用に関わる立場)の担当者は約43%、一般部門で導入・検討に関わる立場の担当者が約15%、一般部門のユーザーが約42%という内訳となった。
本稿では2016年度のIT投資予定について、2014年に実施した同調査結果と比較して、企業の意識がどのように変化してきたのかを分析する。全体的に抑制傾向にあった2015年度に対して、2016年度はやや回復傾向にあるようだ。詳細なアンケート結果を次のページで見ていこう(グラフ内で使用している合計値と合計欄の値は丸め誤差により一致しない場合がある)。
※ 本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。
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