キーマンズネットは2015年11月にユーザー部門のIT予算について調査した。大企業ではユーザー部門の予算割合が増加。6割超がノートPC、PCサーバ、ストレージをユーザー部門で導入していることが分かった。
キーマンズネットは2015年11月19日〜30日、「企業におけるIT投資状況」(2015年の投資状況と2016年の投資予定)に関するアンケートを実施した。全回答者数1083人のうち、情報システム部門(導入・検討や運用に関わる立場)の担当者は約43%、一般部門で導入・検討に関わる立場の担当者が約15%、一般部門のユーザーが約42%という内訳となった。
本稿では、ユーザー部門独自のIT予算に注目する。例えばパブリッククラウドサービスは、安価な利用料金でユーザー部門が直接利用できるものとしても注目度が高い。サービスベンダー各社はそのメリットを打ち出しており、実際にユーザー部門でも導入が始まっている。詳細なアンケート結果を次のページで見ていこう(グラフ内で使用している合計値と合計欄の値は丸め誤差により一致しない場合がある)。
※ 本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。
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