「オールフラッシュアレイ+FCが安くて簡単」はあり得るのか?いまから仮想化インフラ高速化を始めるには

大規模向けと思われがちなファイバーチャネル接続SANを、エントリーモデルのフラッシュストレージでも。検証済み構成で、導入から運用までを一括して頼めるのも魅力だ。

2016年09月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今や大手企業だけでなく中堅・中小企業でも、セキュリティ対策や労働環境改善を目的にVDI(仮想デスクトップインフラ)を採用することが多い。また、業務アプリケーションサーバの仮想化集約も一般的になってきたが、同時に取引増加による負荷増大もあり、データベースを含むシステム全体の性能向上が要求されつつある。

 既存システムの性能向上を考えたとき、単純なリプレースで最も効果的なのは、ストレージ領域のパフォーマンス改善だ。いまリプレースを考えるならば、価格がこなれてきたオールフラッシュ製品も検討すべきだろう。しかし、エントリーモデルのオールフラッシュ製品では、ファイバーチャネル(FC)のような高速ネットワークに対応していないものが多い。

 こうした中、エントリーモデル+高速ネットワークで「すぐに使える」ことを強みとしたソリューションが登場した。中堅・中小企業におけるITインフラの常識を覆す興味深い内容だ。

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