コグニティブ(認知)コンピューティングは、これまで「88%が未活用」といわれたデータを使ったビジネスの可能性をもたらした。しかし、このコグニティブビジネスで勝ち残るためには、ハイブリッドクラウドが欠かせないという。それはなぜだろうか。
IBM Watsonに代表されるコグニティブ(認知)コンピューティングは、88%がビジネスで未活用といわれるデータ資源を使った新たなビジネスの可能性を切り開いた。しかし、このコグニティブビジネスで競争に勝ち残るためには、ある条件が欠かせないという。
それは、現在、コグニティブ、ソーシャル、IoT、そしてクラウドの世界で起きているイノベーションと連携できる「ハイブリッドクラウド」だ。日本では金融業界を中心にハイブリッドクラウドの採用が進んでいるが、鉄鋼業界ではJFEスチールが先進的な取り組みを行っている。
同社は、SoftLayerとプライベートクラウドを適材適所で使い分けるハイブリッドクラウド環境を構築。クラウドの手法と堅牢性のアウトソーシングを組み合わせることで、顧客ニーズに応えることを目指している。それでは、コグニティブビジネスを支える基盤がハイブリッドクラウドでなければならない理由について、さらに詳しく見ていこう。
※本Webキャストは2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」の内容を収録。
2016年5月24日から5月26日に開催された「IBM Watson Summit 2016」は、よりよい顧客体験の提供、意思決定の品質向上、そして新しい価値創出を支援するため、コグニティブ時代を見据えた新しいテクノロジーによるビジネスへのアプローチと具体的な方法を提案するイベントです。経営課題、お客さまの役割別などの視点から、豊富な事例やデモを交えてご紹介します。「IBM Cloud Online Seminar」では、同イベントのバーチャルショールーム版を公開中です。
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