DaaSがセキュアにワークスタイル変革を実現できる理由とは?意外な経営メリット

多様な働き方を支える仕組み、そして情報漏えい対策としてDaaS(Desktop as a Service)は効果的だ。オンプレミスの仮想デスクトップインフラ(VDI)と比較すると、その理由が分かる。

2016年09月15日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITのビジネス活用を促進する上で、特に留意すべきポイントの1つはセキュリティ対策だろう。名だたる企業や公共機関による大規模な個人情報漏えい事故が後を絶たないが、これらはあくまでも氷山の一角だ。

 一方で、セキュリティ対策を強化すればするほど、エンドユーザーにとってのシステムの使い勝手も低下していくのが常だ。これは、企業がITに期待する「ワークスタイル変革」を前進させる上で、障壁にもなりかねない。育児や介護による離職を引き留めたり、モバイルワークの促進で生産性を高めたりするためには、社外でも業務を遂行できる環境を従業員に提供する必要がある。だがこれは、社外に持ち出した端末の紛失による情報漏えいのリスクと表裏一体だといえる。

 一見して相反する要件への解決策として脚光を浴びているのが、DaaS(Desktop as a Service)と呼ばれる仮想デスクトップサービスだ。その名の通り、ユーザーが直接利用するクライアントデスクトップ環境をクラウドサービスとして利用できて、セキュリティ対策とワークスタイル変革の両方を同時に実現するという。経営に及ぼす具体的な効果はどのようなものだろうか。


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