Office 365導入担当者が見落としがちな「穴」と対策方法「利用初日から障害発生」とならないために

クラウドサービス導入時に、どこまで利用者の「使い方」とその影響を把握しているだろうか? 導入時に見落としがちな「穴」と、導入プロジェクト成功への策を解説する。

2016年09月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウドサービス導入の障壁といえば、かつては「セキュリティ」「サービス継続性」への不安が挙げられることが多かった。しかし、クラウドサービスのセキュリティ対策が充実していたり、高いSLA(サービスレベル保証)が約束されていたりすることなどから、現在では「クラウドの方が安心」という考え方も主流になりつつある。

 しかし、「Office 365」に代表されるクラウドサービスを利用する企業が増える中、「導入するまで気付かなかった」「全社的に業務に支障が出た」という想定外のトラブルが増加している。サービス自体によるものではなく、導入するシステム運用者の見落としに起因するトラブルだ。

 では、導入検討者や、既に導入を開始したシステム管理者が思いもよらぬ大障害を回避するために、どんなトラブル回避策を検討できるだろうか。

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