モバイルワークステーションでWindows 10 Proを導入すべき理由モバイルだから導入したい理由がある

社外秘の重要情報を扱い、処理能力が生産性に直接影響するモバイルワークステーションでは、Windows 10 Proの導入が多くの利益をもたらす。その具体的な指標をテストで検証する。

2016年09月30日 10時00分 公開

 新しいバージョンのOSが登場したとき、業務環境では従来のバージョンでOSを使用し続ける傾向がある。実績のないOSに潜在する不具合のリスクの回避とそれまで利用していた業務用アプリケーションが新バージョンのOSに対応していないことが主な理由として挙がる。特に処理能力と作業効率が業績に直結するワークステーションでは、安定動作が絶対条件となるため、新バージョンの導入には特に慎重になる。

 しかし、「Windows 10 Pro」(以下、Windows 10)は、登場当初から安定動作で業界関係者が高く評価していたのに加え、登場から1年を過ぎたことで、アプリケーションのWindows 10対応も進み、2016年8月に実施した大規模アップデート「Windows 10 Anniversary Update」を経てその信頼性はさらに高まっている。

 また、Windows 10では、OSの起動シークエンスや電源管理機能の改善しただけでなく、マルウェア対策や生体認証、情報漏えいといったリスクに対応したセキュリティ機能を大幅に強化した。このことは、最近になって、関心を寄せるユーザーが増えている薄型軽量のモバイルワークステーションにおいていち早くWindows 10を導入すべき理由となるだろう。

 では、Windows 10の導入によってモバイルワークステーションはどれだけその機能を向上できるのだろうか。ここでは、薄型軽量モバイルワークステーションを実際にベンチマークテストで計測して客観的な指標で評価する。併せて、Windows 10で強化したセキュリティ機能についても解説していきたい。


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