大規模VDIの導入は、ユーザーから「使いものにならない」といった不満が出やすい。問題は見積もりや設計にあるのか、あるいは……。プロがこっそり語る裏事情をレポート。
セキュリティの強化やディザスタリカバリー対応、ワークライフバランスの改善などを目的に、仮想デスクトップインフラ(VDI)を導入する企業が増えている。だが、「導入成功事例」を参考に相見積もりを取って慎重に検討したにもかかわらず、スムーズに動作せず、イライラしたユーザーからのクレームが押し寄せた……という残念な話を少なからず耳にする。
そんな状況に危機感を持つ、とあるコンサルティンググループが、某日都内某所で“しらふでは語りにくい問題”について本音を語っていた。VDI導入後に想定外の課題が持ち上がった際の「駆け込み寺」になっているグループだ。
本稿では、当日語られた「同じ要件のVDIの見積もりで金額に数倍の開きが出る裏事情」「ストレージのIOPSにこだわるシステムインテグレーター(SIer)に注意した方がいい理由」「間違ったサイジングが横行する理由」などの詳細をレポートする。
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