光レイヤーを含めたNetwork Transformationが業務基盤を支える光とパケットの統合がいよいよ始まる

「クラウド」「IoT」などのITキーワードが求めるネットワークの大容量化と高速化は今後も急激に高まり続ける。そのために必要な技術が「パケットオプティカル」だ。

2016年09月29日 10時00分 公開
[柴田克己]

 ネットワーク事業者、データセンター事業者、クラウドベンダー、ネットサービス企業のいずれにとっても、顧客の需要を十分に満たすデータ転送帯域を確保して安定した通信環境を提供することは常に重要な課題であり続けてきた。

 近年では、基幹ネットワークやデータセンター間接続に光伝送を取り入れ、爆発的に増加しているデータ転送容量の需要に対応しているケースが増えている。ネットワークの用途が急速に広がり、10Gbpsから100Gbps、さらにそれ以上の帯域を求めるユーザーが増加するという予測がある。

 そうした観点から、従来別々に調達、管理していた光伝送装置とルーターやスイッチといったパケットネットワーク環境を包括した統合型製品、特に大容量データを高速にかつ安定して転送できるパケットオプティカル製品に多くの業界関係者が注目している。

 なぜ今「パケットオプティカル」に注目するのか。その理由を考えてみる。


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