ユーザーも実感したバッチ処理時間の短縮、オールフラッシュストレージの効果日本ヒューレット・パッカード株式会社提供ホワイトペーパー

多くの企業でサーバにかかる負荷の急速な増大に伴い、ストレージ基盤の刷新が進められている。ユーザーが体感できるほどの成果を残したクラウドサービスを提供する「iNET IMAGE BANK」の事例を基に、ストレージ基盤の刷新効果を最大化するヒントを探る。

2016年10月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 あらゆる分野でデータが大容量化し、サーバにかかるオンライン処理やバッチ処理などの負荷が上昇を続けている。そのため、この影響がユーザー体験に直結するクラウドサービス事業者を中心にストレージ基盤の刷新が進んでいる。

 クラウドサービス「iNET IMAGE BANK」を運営するBSNアイネットも、ストレージのディスクI/Oがボトルネックとなり、顧客サービスの品質向上が頭打ちとなっていた。そこで同社では、抜本的な解決のためにオールフラッシュストレージの導入を決定した。VMware vSphere Virtual Volumes(VVOL)やOpenStackとの連携は同社のビジネスにとって欠かせないポイントであった。

 導入されたストレージシステムは、VMware VVOLとの連携による仮想マシン単位でのボリューム管理と高いQoSを実現。その効果はユーザーも体感できるほどで、あるユーザーはバッチ処理の所要時間を3分の1まで短縮できたという。このようにベストともいえる成果を残した同社の事例を基に、オールフラッシュ化の攻略ポイントを探る。