情シスのデータ分析負担を軽減、誰でも“かんたん分析”を実現するBIツールとは情報は“可視化”から“活用”へ

「ヒト、モノ、カネ」を管理するためにERPを導入し、経営を見える化したものの、データの活用までは進んでいない企業は少なくない。どのようにすればいいのか。

2016年12月01日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン運営事務局]

 会計や人事、生産、販売など、いわゆる「ヒト、モノ、カネ」と呼ばれる経営情報を統合的に管理し、経営を見える化していこうという目的で、ERPシステムの導入に踏み切る企業は多い。確かにERPシステムを導入すれば、それまで個別の業務システムで管理していた生産や販売、物流、会計、在庫管理などのデータは統合され、経営に必要なデータの精度は高まっていく。

 しかしERPシステムを導入しても、経営陣は直接使えず、依然として「経営層が見るデータがない」という事態は、よく聞く話だ。データを活用し、スピーディな意思決定や先手の経営戦略を練りたい経営層は「われわれもデータを活用できるようにしてほしい」と情シスへリクエスト。だが結局のところ、情シスや業務部門で「経営会議には、ERPシステムからデータを取り出して集計、分析した、数週間遅れのレポートを提出している」といった状況の企業が、実は少なくない。

 そこで本稿は、情シスや業務部門の手を煩わすことなく、経営陣自らがデータ活用を進められる方法を、実際の事例を交えながら、紹介する。情シスや業務部門のデータの集計、分析、レポーティングの大きな負担からも脱却できる、その画期的な方法とはどのような方法なのだろうか。

※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。

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