11時間の原価計算がわずか8分に コストも業務も大幅に改善、その秘密とは?レノボ・ジャパン株式会社提供ホワイトペーパー

年間5000万ドル(約52.5億円*)のコストを削減した、レノボとSAPによる工場のサプライチェーンシステム刷新事例。11時間かかっていた計算が8分に短縮されたパフォーマンス改善がもたらす成功の詳細を見てみよう。 *1ドル105円換算

2016年12月07日 12時00分 公開
[ITmedia]

 さまざまな業種でグローバル化が進む中、製造業もまた例外ではない。各地域のリクエストに応えて多種多様な製品ラインアップをそろえつつも、その品質や工程の管理システムは統一であるよう、相反する要件を満たしていかなければならない。

 レノボはSAPと協同で、自社工場のためにSAP HANA/SAP HANA XS上で稼働する非SAPのサプライチェーンシステムを構築、稼働させた。注文、製造、物流のプロセスを迅速に処理し、全体のパフォーマンスは3倍高速に改善されたという。

 顕著な高速化として、これまで部品の原価計算に11時間以上がかかっていたため、部品価格を決めるたびに1〜2週間を必要としていた。これが、インテル® Xeon® プロセッサー を搭載したLenovo System x 上で稼働する新システムでは、わずか8分に大幅短縮されたため、会議中に答えを出すことも可能になった。こうした積み重ねで、年間5000万ドル(約52.5億円*)のコスト削減に成功した事例を見て欲しい。

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