企業が陥る“SAP基盤運用の落とし穴”、見えてきた最適な解決策とは安心できるSAPシステムの導入と運用

基幹系システムとして数多く採用されているSAPソリューションだが、その基盤の運用は簡単ではない。企業が安心できる決定打とは? 最新情報を探ってみた。

2017年01月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「SAP ERP」に代表されるSAPのビジネスアプリケーションは、企業に支持され、多数の基幹系システムに採用されている定番のソフトウェアだ。エンジニアやソフトウェア開発事業者が参画できるアーキテクチャと情報公開の制度を採用しており、大きなエコシステムが形成されている点も魅力の1つだろう。

 SAPソリューションは、その有用性の反面、運用面でハードルが高い部分も多く、中堅、大企業においてコスト肥大化の原因になっている。

 特に注意したいのは、上層のアプリケーション群を支える基盤ソフトウェアの「SAP BASIS」と、それらのソフトウェアの基盤となるネットワークやデータセンターファシリティなどの物理インフラである。これらの構築と運用を最適化できなければ、アプリケーション全体に悪影響を及ぼす可能性があるためだ。

 本稿では、SAPの効果を最大化するための運用最適化の方法を解説しよう。


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