「クラウドありき」から発想を転換、TCOがクラウドの50%以下というIT基盤とは日本ヒューレット・パッカード株式会社提供ホワイトペーパー

写真プリントショップを全国展開するプラザクリエイトは、IT基盤の刷新にあたり、パブリッククラウドではなく、ハイパーコンバージドインフラを導入した。この選択により、同社はクラウドを上回るコストパフォーマンスを実現したという。

2017年03月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 新しいアイデアや企画をいち早く形にして成長軌道に乗せるには、俊敏性や拡張性を備えたIT基盤が必要だ。写真プリントショップを全国展開するプラザクリエイトも、ビジネス戦略を支える次世代サービス基盤を求めてIT基盤の刷新に取り組んだ1社だった。

 新たな基盤として同社が採用したのが、TCOに優れたハイパーコンバージドインフラ(HCI)だ。当初はパブリッククラウドへの全面移行を検討していたのだが、VMware製品との互換性に問題があり、方針を転換。より幅広い選択肢を検討する中で、HCIなら俊敏性・拡張性はもちろん、商用パブリッククラウドサービスの50%以下というTCOを実現できることが分かった。

 さらに、同社が選んだHCI製品はクラウドとの連携も容易であったため、負荷状況に応じて商用クラウドのリソースを利用できるハイブリッドインフラ環境も実現したという。同社はどのような次世代サービス基盤を構築したのか。詳しく見ていこう。