FacebookやGoogleのITインフラをユーザー企業が実現する方法俊敏性、拡張性に優れたWebスケールIT

ITでビジネスを変革する「デジタルビジネス」に、多くの企業が関心を寄せている。これを実現するインフラは、パブリッククラウドのような特性を備えている必要がある。

2017年05月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 昨今、企業システムの現実解として多くの支持を集めているのが、オンプレミス(およびプライベートクラウド)とパブリッククラウドを適材適所で使い分ける「ハイブリッドクラウド」、あるいは異なるクラウドサービスやクラウドアプリケーションを適材適所で使い分ける「マルチクラウド」の考え方だ。既に先進的な一部の企業は、ハイブリッドクラウドを前提としたIT戦略の立案や実現に向けて動き始めており、各ITベンダーもハイブリッドクラウドのインフラ構築と運用をうたった製品やサービスを次々と市場へ投入している。

 しかし、かつてのメインフレーム時代ならいざ知らず、今日のオープン系システムでは膨大な数のサーバやストレージ、ネットワーク機器を管理する必要があり、さらに近年の仮想化技術の普及によって、オンプレミス環境のインフラ構成はより一層複雑化している。そんな中、さらにパブリッククラウド環境が管理対象に加わるとなると、インフラ管理が困難になるのは誰の目にも明らかだ。この壁を乗り越えるためには、もはや小手先の対策ではなく、ITインフラの「リ・プラットフォーム」(根本的な見直し)に乗り出す他ない。


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