「ハイパフォーマンスなストレージは高い」はもう古い“プロ向け”ストレージが手ごろな価格で

いま買い換えるならオールフラッシュ一択だ。しかし、運用が煩雑になるならば手を出しにくい。では、運用効率のよいハイエンド品が予算の範囲で手に入るならどうだろうか。

2017年05月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 昨今、仮想化環境の普及やデータ量の爆発的な増加に伴い、業務システムのI/Oパフォーマンスに問題を抱える企業が増えている。大きなボトルネックの一因としてよく挙げられるのがストレージだ。

 これを解消するためのソリューションとして、オールフラッシュストレージが注目されている。従来、企業の業務システムへのオールフラッシュストレージの適用は価格面や技術面での障壁が大きく、導入できる企業は限られてきた。しかし、近年では価格がこなれてきたこともあり、中堅・中小企業でも手が届く価格帯でオールフラッシュストレージ製品を調達できるようになってきた。

 今や老舗ITベンダーから新興ベンチャーまで、多様な企業がフラッシュストレージを提供しているが、中堅・中小企業が無理なく、導入後にも無駄な工数をかけないためには、どのようなポイントで、何を選ぶべきだろうか。

 本稿では、オールフラッシュストレージの導入に悩む企業に向けて、これらの課題をクリアするためのベストプラクティスを紹介する。

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