ITの重要性が増す中、特に社会インフラには「止まらないネットワーク」が求められる。東京急行電鉄は、冗長化や多重化の徹底、全体構成のシンプル化によって、高可用性や拡張性、コスト効率を兼ね備えたネットワークを実現したという。
社会インフラを担う東京急行電鉄(東急電鉄)にとって「ビジネスを止めない」ことは最重要課題の1つだ。しかし、そのビジネスを支えるIT基盤は、通信機器などの冗長化を図ってきた一方で、構成上のボトルネックから障害が全体に影響を及ぼしかねないリスクを抱えており、全面的な更新の必要があった。
そこで、同社が取り組んだのが「止まらないネットワーク」だ。通信機器の冗長化や、通信経路の多重化、迂回(うかい)経路を新設することで、単一障害なら1秒以内、大規模な複合障害でも1分以内に復旧できる高可用性を実現した。さらに、全体構成では拡張性を担保しながらシンプル化を図り、コスト削減にもつなげたという。
しかし、その実現にはさまざまな障害もあった。機器設置スペースは制限されており、工事時間は終電から始発までの約3時間しか取れない。線路に立ち入って作業するなら、法律で監督者の立ち合いも必要になる。東急はどのようにしてこれらの課題を解消し、「止まらないネットワーク」実現への道筋をつけたのか。動画で紹介する。
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