「クラウドはムリ」と諦めていた、企業システムのためのIaaS高負荷環境、基幹システムもクラウドへ

パブリッククラウドへ移行したいが、性能やライセンス、セキュリティ課題が原因で移行できないシステムはないだろうか。こうした壁を取り払う「第2世代のIaaS」とは。

2017年06月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業システムにおけるパブリッククラウド利用は、一時のブームともいえる状況が落ち着き、現在では多くの企業がパブリッククラウドとオンプレミス(およびプライベートクラウド)が混在したハイブリッドクラウド環境が現実解だと評価している。

 ただし、本来であればオンプレミスよりパブリッククラウドへ移行した方がコストや可用性でメリットが大きいにもかかわらず、技術的な制約や諸事情に阻まれて移行が叶わなかったケースもある。またオンプレミスとクラウドが混在した環境を管理するために膨大な手間やコストがかかるなど、ハイブリッドクラウドでも多くの課題が指摘されている。

 そんな中、ユーザー企業のパブリッククラウド移行を推し進める第三の有力な選択肢として「第2世代のIaaS」が加わった。その名の通り、基本的にはパブリッククラウドのIaaSだが、従来とは異なり、オンプレミスやプライベートクラウドの持つ利点も取り込み、企業用途で求められる性能やセキュリティ、ガバナンス要件を高いレベルで満たしている。それ故、これまでIaaS移行がためらわれてきた基幹システムやミッションクリティカルなシステムも、安心してパブリッククラウドに移行し、クラウドが持つさまざまなメリットを享受できるようになるという。


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