BIツールがあるのに「Excel」で作業したがる社員はなぜ減らないのか?

Excelを分析に使う苦労を減らすためにBIツールを導入したら、BIツールでグラフを作る苦労を減らすためにExcelを使い続けるという、冗談のような冗談ではない理不尽を解決する。

2017年06月08日 10時00分 公開
[ITmedia]

 BI(Business Intelligence)ツールを導入した企業、特に業務部門の社員から「BIツールを導入したけれど、結局グラフは『Microsoft Excel』で作っている」という意見が多い。BIツールは、売り上げデータや生産データなどビジネスにまつわるさまざまなデータの集計、分析を高速化するために導入したはずだ。ところが従来のBIツールの多くは、ツールに精通した専門の担当者でなければ使いこなせず、しかも分析結果をビジュアライズ(グラフ化)する機能も十分ではないため、報告書を作成する業務部門の社員は今もなおExcelでの二次加工作業を強いられているという。

 そもそも、Excelで四苦八苦しながら行っていたデータ集計、分析、報告書作成の負担をBIツールで軽減できるはずが、導入後もExcelで作業をし続けなければならないのではBIツールの意味がない。この問題を解決するには、どうすればいいのだろうか。

 この記事では業務部門におけるExcel作業を一掃し、データ集計と分析の負担も軽減できる画期的な方法を紹介しよう。


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