収益向上・コスト削減を実現できる「ビジネスに寄与する」ハイブリッド環境の使い方「攻めのIT」が、クラウドを使っても実現できない本当の理由

IT活用がビジネスに直結する現在、パブリッククラウドとオンプレミスを使い分けるハイブリッド環境を導入する企業が増えつつある。期待する効果を引き出す上での必須要件とは何か?

2017年06月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今や事業を推し進めるに当たってITの活用はごく当たり前のことになった。しかし、急速な技術進化と急変するビジネス需要に合わせて柔軟に性能と機能と構成を変えていかないとITシステムは瞬く間に使い物にならなくなる。

 そのような状況にあって、今、ITシステムに求められているキーワードが「デジタルトランスフォーメーション」だ。ITを駆使してビジネスを加速させようとする動きのことである。

 ただ、デジタルトランスフォーメーションによる事業の効率化およびビジネス展開スピードは、企業のITインフラに大きく依存する。従って、ITインフラのさらなる活用と強化は企業にとってより一層重要な位置付けになってきた。

 このITシステムの効率向上は、利用するシステムに応じてオンプレミスのサーバとクラウドサービスをうまく使い分けることによってなし得る。利用するシステムに応じた最適なリソース配分には、当然、オンプレミスのサーバとクラウドサービスの間でデータを安全かつ柔軟に行き来させることも必須の要件となってくる。

 すなわち、セキュリティ面を確保した上でクラウドサービスとの接続を可能にし、さらにネットワーク構成全体において、時々刻々と変化するニーズに即応できる柔軟性を兼ね備えた閉域サービスこそが、デジタルトランスフォーメーションの根幹を担う。

 このような閉域サービスに求められる詳細な機能について、クラウドサービスやネットワークを主軸に幅広いサービスを提供しているベンダーに聞いた。

※本稿は、@ITからの転載記事です。


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