“社外”をどう認証? シングルサインオンに改めて注目すべき理由次世代エンドポイント管理の全て【前編】

クラウドの普及で増え続けるID/パスワードをまとめるために「シングルサインオン」を検討する企業が少なくない。利便性に加えて、セキュリティ向上への効果とは?

2017年07月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日々の業務において、あなたは何度パスワードを入力しているだろうか。サービスごと、アプリケーションごとにバラバラのユーザーIDとパスワードがあり、「複雑なパスワードを設定すること」「パスワードは使い回さない」といわれても、もはや現実的ではない、というのが多くの人の本音だろう。脆弱(ぜいじゃく)なパスワードや使い回しのリスクが叫ばれているにもかかわらず、なくならないのが事実だ。何度もパスワード入力を求められることで、ユーザーの生産性低下にもつながりかねない。

 この問題の解決に有効なのが「シングルサインオン」だ。シングルサインオン自体は決して新しい技術ではないが、クラウドやモバイルが当たり前になった今、再びセキュリティ対策の要となる認証技術として注目度が高まっている。最新動向を専門家に聞いた。


提供:ヴイエムウェア株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部