フェーズ別で理解する、VDIとの「上手な付き合い方」“VDIの定石”は“落とし穴”?

知っているだけでVDIはこんなにも変わる――エキスパートだけが知るVDI導入〜運用フェーズの“落とし穴”と“上手な付き合い方”を大公開。

2017年07月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「当社もいよいよ仮想デスクトップインフラ(VDI)を導入しよう。早速、SIerに見積もりを依頼して……」──そうお考えの方は少しお待ちいただきたい。近ごろ、「SIer/ベンダー任せで導入したVDI環境でリソースが想定外に切迫し、十分なパフォーマンスが出なくなった」「I/O性能の不足が原因だと思ってストレージを増強したのに、すぐにパフォーマンスが低下してしまった」などという話がよく聞かれる。

 こうした問題が生じる原因は、自社の利用実態について導入や運用のフェーズで十分なアセスメントやモニタリングを行わず、適切な環境を構築しなかったことにある。世間に流布する“VDIの定石”を妄信していると、あなたも思わぬ“落とし穴”にはまるかもしれない。

 VDIトラブルの“駆け込み寺”として、多くの企業の問題解決を支援してきたエキスパートはVDIの「導入」「移行」「運用」の各フェーズで多くの企業が陥る落とし穴があると指摘する。ただ漫然と定石と思われる方法で導入していては、十分な成果を達成できない。「落とし穴を回避して、いかに成果を出すか」が技術者の腕の見せ所だ。本稿では、同じ「VDIの導入」でも、成果を最大化していく方法を紹介する。


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