BIの乱立がもたらすのは、データの散在と膨大なコストのみコストをかけずに解決する方法とは

BIツールが乱立し、データの散在やコストの拡大という課題を抱える企業は少なくない。コストをかけず、課題を解決するにはどうすればよいか。その方法を紹介する。

2017年08月03日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスインテリジェンス(BI)ツールを既に導入しているにもかかわらず、例えば業務部門などで、新たにBIツールを追加導入するケースが増えているという。従来型のBIツールの多くは、ツールに精通した専門の担当者でなければ使いこなせず、分析結果をビジュアライズ(可視化)する機能も十分ではないため、経営会議用のデータ分析資料などをレポーティングする業務部門の従業員が「自分たちでも使えるBIを」と要望。簡単に操作できるセルフサービスBIを個別に部門で導入しているのだ。

 しかし、社内に複数のBIが乱立するのは、2つの大きな“悲劇”を生んでしまうことを忘れてはいけない。1つは、データの散在。複数のBIが存在することにより、分析対象データや分析結果データが、社内に散在してしまう。分析業務が複雑化することは言うまでもなく、二重に分析してしまう非効率も発生するだろう。さらにもう1つの悲劇は、コストの拡大。専用クライアントでしか使えないセルフサービスBIを導入してしまったが最後、かかるコストは雪だるま式に膨らんでしまう。

 そこで次項では、このBI乱立で生じる課題を、必要以上にコストをかけずに解決できる、とっておきの方法を紹介する。

※本稿は、キーマンズネットからの転載記事です。


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