「デジタル変革」に意気込む企業が使うべきITとは?デジタル変革実現の切り札

クラウド普及などでIT環境が複雑化する中、事業部門からはデジタル変革実現への要求が強まる――。ITの運用負荷が高まるIT部門を救うアーキテクチャとは?

2017年08月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「デジタルトランスフォーメーション」という言葉を頻繁に耳にするようになってきた。この考えが大きく取り沙汰されるようになった背景には、ITを武器に瞬く間に急成長を遂げ、市場を席巻する企業が登場してきたことがある。その代表例としてよく挙げられるUberは、基本的にタクシーを保有しないにもかかわらず、クラウドやモバイルの技術を駆使してあっという間に世界最大のタクシー会社へと、のし上がった。

 こうした「ディスラプター(破壊者)」と呼ばれる新興企業に対抗していくには、企業は積極的にデジタルトランスフォーメーションを進め、自らがディスラプターとなるしかない。しかしこれまで長年固持してきたビジネスモデルを一気に転換するのはそう簡単ではなく、また既存のITインフラがデジタルトランスフォーメーションの要件に応えられるとも限らない。

 これからのビジネスに求められるITは、顧客や市場の要請に迅速に応えられるだけの「スピード感」「俊敏性」と同時に、市場動向に応じて規模や性能を伸縮できる柔軟性も備える必要がある。これはパブリッククラウドを使えばある程度実現できるものの、一方で個人情報や機密データなど、どうしてもパブリッククラウドに置けないデータも存在する。では一体どうすれば、デジタルトランスフォーメーションへの現実的なシナリオを描くことができるのだろうか。その切り札を紹介する。


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