「秒速スタート」は当たり前、今日から始める次世代のWeb会議これからのWeb会議ソリューション

国内外に複数の拠点を持つ企業なら欲しいWeb会議システム。しかし、導入しても使い方が複雑となると、せっかくの投資効果が台無しだ。どういう製品を選べばいいのか。

2017年08月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 インターネットを介して遠隔地をつなぐWeb会議は、遠く離れた場所にいるスタッフと相互に顔を見ながら会話ができるため、国内外に複数の拠点を持つ企業では広く使われている。コミュニケーションの食い違いを減らせるし、出張が不要になるため費用や時間面でのメリットも大きい。また、在宅勤務に代表される新しい働き方との親和性が高いなど、さまざまな面から生産性向上を促すツールといえるだろう。

 現在のWeb会議では、Webカメラとマイク、大型ディスプレイをPCに接続するシステムが一般化しているが、導入企業は共通の問題を抱えることが多いようだ。「会議を始めるまでに面倒な準備や設定が必要」というのは、その代表例だろう。また「相手側を呼び出しているのにつながらない」というトラブルも少なくない。Web会議の準備やトラブルのために貴重な業務時間が浪費されているわけだ。準備に少々時間がかかってもつながればいいのだが、とうとう接続できないまま、部屋を変えてつなぎ直したり、会議の日取りを変更したりといった本末転倒の事態に陥るケースも、よくある話だ。

 始まるまでが意外に面倒なWeb会議を何とか改善し、手軽に利用できるようにするには、どうすればいいのだろうか。

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