性能が全てではない、ハイブリッドIT時代に求められるオールフラッシュの要件ストレージを取り巻く最新技術トレンド

クラウドとIoTという2つの潮流によって、企業ITの在り方は大きく変容しつつある。それはストレージ環境についても同様だ。最新ストレージ技術のトレンドを追う。

2017年08月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、ここ2年間で大きな変革を遂げてきた。PC・プリンタ部門であるHP Inc.との会社分割をはじめ、ソフトウェア事業のスピンオフも進める一方で、行動分析セキュリティソリューションのNiara、ハイパーコンバージドシステムのSimpliVity、フラッシュストレージのNimble Storageなどを次々と買収。そうした一連のM&Aによって、HPEは世界最大手のデータセンターインフラストラクチャプロバイダーの1社へと一気に駆け上がった。

 そんなHPEでは、イノベーションを通じて顧客の成長を支援するための戦略を描いている。HPE データセンター・ハイブリッドクラウド CTO アジアパシフィック部門のポール・ハーバーフィールド氏は、「今のITには『オンプレミスのプライベートクラウド』『パブリッククラウド』『IoT』という3つのメガトレンドがあり、HPEはそれらの全てをサポートしていかなければなりません」と話す。

 このインフラストラクチャ戦略の中心を成す1つがストレージだ。HPEはストレージの現在、そして近未来も明確に見通している。では具体的に、同社ではストレージのこれからをどう捉え、いかなる変革を巻き起こそうとしているのか。


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