データセンターネットワークの課題解決のために、巨大ネットワークサービスのネットワーク運用から学べることはないのか。アイティメディアの三木 泉が探る。
自社でデータセンターを運用している人なら、誰でもネットワークをどうするか、悩んでいるはずだ。まず、予測不能なデータセンター内のトラフィック増への対応が難しい。サービスのニーズに応じて、迅速で柔軟な拡張をしていくことが求められるし、スイッチの台数が増えれば、機器コストも運用コストもばかにならない。また、ネットワークの規模が大きくなるほど、運用安定性の確保が困難になる。
こうした悩みを持つ、データセンターのネットワーク運用担当者はどうすべきか。これを探るために、FacebookやMicrosoft、Google、Amazon Web Servicesなどの超大規模データセンターがどのようにネットワークを運用しているのかを知ることは参考になる。これらの規模が全く異なるにしても、データセンターネットワーキングの課題が濃縮されていると考えられるからだ。
そこで、ソーシャルネットワーキングサービスのトップ5社をはじめ、最大クラスのインターネットサービス事業者で、データセンター用のスイッチあるいはルーターが軒並み採用されているというジュニパーネットワークスに、これらのデータセンターがどんなネットワークを構築しているのかを聞いてみた。
※本稿は@ITで2015年6月1日に掲載した記事を一部編集し、転載したものです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:ジュニパーネットワークス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部