Oracle DBユーザーは「次」に何を選択すべきか。ライセンス問題が話題になるが、移行や大規模な改修は避けたいのが本音だ。解決策はDBの外にある。
いまOracle Databaseユーザーは非常に悩ましい問題を抱えている。「Oracle Database 11g R2」のPremium Supportが2015年で終了(Extended Supportは継続)、2016年にはStandard Editionのライセンス体系が変更となった。最新リリースである「Oracle Database 12c R2」へのアップグレードで「Enterprise Edition(EE)」に移行すべきか、はたまたアプリケーション改修と併せて他のデータベースやクラウドサービスに移行すべきか……と、さまざまな選択肢の中から早急に答えを探さなければならない状況に置かれている。
加えて、複数データベースの運用統合やデータ圧縮など、Oracle Database 12cの革新的な機能はEEライセンスのオプションであるものも少なくない。どのライセンス契約を選ぶべきか、どのオプションを付けるべきか、あるいは他の方法を検討すべきか、アプライアンスやストレージの組み合わせも考えると選択枝は非常に多岐にわたる。
運用上の制約をなるべく排除して、コストと性能の両面で納得できる移行の選択肢はどれか――そんな悩みに対して、シンプルな解決策が見つかる可能性があるという。Oracle Databaseのプロフェッショナルとして活動するDBエキスパートにその秘策を取材した。
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