ハイパーコンバージドインフラを選ぶなら、知っておきたい弱点と対策大陸横断バックアップを一瞬で安全に実行できる理由

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)が注目を集めるが、いざ導入する際には、何をどんな基準で選ぶべきか。まずは弱点を知り、その克服方法と選択肢を理解しておこう。

2017年09月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 シンプルに導入、運用でき、スケーラビリティを備えたハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)が登場して久しい。広くHCIのメリットが知られるようになり、さまざまな製品が市場に出回るようになった。選択肢が増えることは歓迎すべきだが、HCIのメリットが強調される一方で、これから導入する企業にとっては、特性や比較のポイント、HCIで想定すべき「弱点」がどこにあるのかが見えにくい状況がある。

 一般にHCIは、ITインフラのリソース運用をソフトウェア定義にしたことで、俊敏なインフラを構築できる点が魅力だが、HCIの弱点は、まさにこの特徴的な実装に起因する。先行導入企業からは、「思ったほどの効果が出ない」といった声が上がる中、HCIの弱点に着目し、それに対処する技術を実装した製品が登場している。

 本稿では、現在注目を集めるHCIについて、見えてきた弱点を整理し、その解決策を探っていく。


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