ネットワークが切れる、遅い――モバイルワーカーのストレスをMPMで解決一日中つながり続けるネットワーク環境を提供

モバイルを業務で活用する人にとって、アプリケーションを快適に使える環境は重要だ。ネットワークの切断や通信の劣化が起きても業務に影響を及ぼさないための対策とは。

2017年10月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 近年は、モバイルデバイスを業務の中核に置くビジネスパーソンが増えている。例えば、保険の外交員は重たいノートPCの代わりに軽いタブレット端末で営業活動を行っている。空港の職員は、スマートデバイスを持ち歩いて日々の業務をこなしている。病院では、医師や看護師がモバイル端末を活用する例が増えている。

 こうした“プロフェッショナルモバイルワーカー”は、モバイルデバイスを適切に利用できないと業務を遂行できない。快適な通信が保たれ、安全性が確保されていなければ、彼らの仕事は成り立たない。ミッションクリティカルなモバイルアプリケーションを多用するユーザーも多いはずだ。

 特に問題となるのはネットワーク接続だ。Wi-Fiやモバイル回線は、場所を移動するとローミングが発生するし、電波環境の悪いエリアで四苦八苦しているユーザーも少なくない。例えば、オフィスビルのフロア間を移動するたびに、Wi-Fiのアクセスポイントから払い出されるIPアドレスが切り替わったり、新幹線で移動中にネットワークが頻繁に切り替わったり、トンネルを通過する度に切断されたりして、アプリが切断またはユーザー自ら再接続をしなければならないこともある。また、病院や倉庫そして工場などの利用シーンでWi-Fi通信が安定しないため、建屋の特定の場所でないと作業ができないという本末転倒なケースも聞く。

 昨今では、こうした問題への対策として「モバイルパフォーマンス管理」(MPM)という手法が注目を集めている。本稿では、プロフェッショナルモバイルワーカーの悩みを解決するMPMについて解説しよう。


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