IT技術者への人材ニーズが高まる一方で労働人口は減少へ向かう。人材獲得のためにも働き方改革は必須だ。組織風土とITの両面から、働き方改革を成功に導くポイントを探る。
労働省の発表による2017年8月時点の有効求人倍率は1.5倍を超え、業種によっては新規の人材採用が困難になっているといわれる。「働き方改革」の推進は、既存従業員の生産性向上やワークライフバランスの実現のみならず、優秀な人材を採用するためにも必須の課題だ。
一方で、掛け声ばかりが先行し、見た目上の総労働時間を厳守することだけが目的化してしまっている懸念もある。企業活動の生産性を高めつつ働く人の幸福に寄与する真の働き方改革実現のためには、まず経営層の意識改革や組織風土の変革が重要なのかもしれない。そしてそれを支えるITインフラの整備も不可欠になるだろう。
時間や場所にとらわれない多様な働き方を提供するために必要な条件とは何か。以下のページでは先端企業の事例を軸に探っていく。
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