金曜夜に締めた数字を月曜朝からの経営会議に間に合わせるBIはこう使う − 売り上げ分析編 −

経営会議に上げられる売り上げ数字は2週間以上も前の数字。役員から「直近の数字にしてほしい」との声も。そんな状況を劇的に改善したのがBI。業務部門は、どのようにリアルタイムな数字報告を実現したのか。

2017年11月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ある会社(以下、A社)では、毎週月曜の朝から経営会議が行われ、業務部門から提出された売り上げ分析レポートを基に、経営戦略が練られていた。ただ、毎週の経営会議の席に上げられる詳細な売り上げ数字は、2週間以上も前の数字だ。役員からは「もっと直近の数字じゃないと、意味がない」と小言を言われているが、業務部門の担当者は、「情シスへ売り上げデータの抽出を依頼しても、出てくるのは早くて10日後で、それからMicrosoft Excelで集計してレポートにまとめるには、2週間前の数字が限界……」だと言う。

 そんな状況を劇的に改善したのが、BI(ビジネスインテリジェンス)だ。A社の業務部門は、いかにして「金曜夜に締めた数字を月曜朝からの経営会議に間に合わせる」ことができたのだろうか。


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