Excelや名刺管理ツールで作成された顧客リストでは、勘に頼るか、馬力型の営業活動にならざるを得ない。名刺管理とSFAをつなげると営業活動がどう変わるのか。
例えば、名刺管理は営業のイロハのイだ。どこの営業でも行っているだろう。名刺の顧客情報をMicrosoft Excel(以下、Excel)で入力、管理している営業部門も多いが、最近では名刺をスキャニングするだけで顧客リストを作成できる名刺管理ツールを利用して顧客管理にかかる負担を軽減している営業も少なくない。
しかし、Excel入力や名刺管理ツールで作成された顧客リストは、あくまでリストでしかなく、「どんなタイミングで商談を持ちかければ成約できる確率が高いか」などの営業戦術は、営業担当個々の頭の中にある。つまり名刺情報のみのリストでは、“勘”に頼った営業活動か、もしくは「毎日5件訪問がノルマ」といった馬力型の非効率な営業活動にならざるを得ない。
そのようないちかばちかの営業スタイルから脱却するには、今まで積み重ねてきた名刺管理をSFA(営業支援ツール)とつなげるのが得策だ。名刺管理とSFAをつなげることで実現する「脱Excelの顧客管理法」によって、これまでの営業活動が具体的にどう変わるのか。5つのメリットを取り上げて、本稿で詳しく解説してみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:株式会社ジャストシステム
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部